志望校の決め方に迷ったら。自分に合った大学を見つける5つの視点
「模試の志望校欄が埋まらない…」
「どうやって志望校を決めればいいの?」
このように、志望校の決め方に悩む受験生は多いのではないでしょうか。
志望校を決めることは、単に進学先を選ぶことではありません。
将来の方向性や、受験勉強の進め方にも大きく関わる重要な意思決定です。
この記事では、なぜ志望校を決めることが大切なのか、どのような観点から志望校を決めるべきなのかを解説します。

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- 読了目安:約5分
- なぜ志望校を決めることが重要なのか
- 志望校を決めるときに押さえるべき視点
- 後悔しない志望校選びの考え方
志望校を決めるときに押さえるべき5つの視点
志望校を決めるときは、偏差値や大学名だけで判断するのではなく、将来の目標や大学で学べる内容、現実的な条件まで含めて考えることが大切です。
- 最終ゴールから逆算する
- 学部・入試の中身を正確に理解する
- 現実的な条件を考慮する
- 実際に体験する
- 取捨選択する
前提:なぜ、志望校を決めることが重要なのか
「志望校を決めなさい」「なるべく早く決めなさい」などと言われることも多いと思います。
そもそも、なぜ志望校を決めることが重要なのでしょうか。見ていきましょう。
大学選びは将来に関わる
どの大学に進学するかは、単なる進学先の決定ではなく、その後の進路や人生の方向性に直結する重要な意思決定です。
大学ごとに学べる分野の深さや広がりは大きく異なり、
どのような授業を受け、どのような人と出会うかによって、自分の関心や価値観は大きく変化します。
例えば、同じ「経済学部」でも、理論中心の大学もあれば、データ分析や実践的なフィールドワークに力を入れている大学もあります。こうした違いは、卒業後の進路にも影響します。金融業界に強い大学、IT企業への就職実績が高い大学、公務員志望者が多い大学など、それぞれ特徴があります。さらに、大学での人との出会いも重要です。意識の高い仲間や、刺激を与えてくれる教授と出会える環境は、自分の成長を加速させます。逆に、環境が合わないと、モチベーションを維持できず、せっかくの4年間を有効に使えない可能性もあります。
志望校の決定は、将来への入り口だと考えるべきです。
志望校は最強のモチベーター
志望校が明確になると、日々の勉強の質が大きく変わります。
目標が具体的になることで、「何のために勉強しているのか」がはっきりし、学習に対する納得感が生まれます。
その結果、集中力が高まり、継続もしやすくなります。
例えば、「英語を頑張る」だけでは行動は曖昧になりがちです。しかし、「〇〇大学の英語で長文読解が出るから、1日1題演習する」という形にすれば、やるべきことが具体化されます。また、「数学Ⅲが頻出だから重点的に対策する」「記述式が多いから答案作成の練習を増やす」など、志望校の出題傾向に応じて勉強内容を最適化できます。
さらに、過去問を分析することで「合格に必要なレベル」が見えるようになります。
これにより、「あとどれくらい伸ばせばいいのか」「どの科目にどれだけ時間をかけるべきか」といった戦略を立てることができます。その結果、勉強が作業ではなく、合格に向けたプロセスに変わるのです。
一方で、志望校が曖昧なままだと、「とりあえず参考書を進める」「なんとなく問題を解く」といった非効率な勉強になりやすく、成績も伸びにくくなります。方向性が定まらないため、途中で迷いが生じやすく、モチベーションの低下にもつながります。
志望校を決めることは、ゴールを設定することです。
そしてゴールが明確であるほど、そこに至るまでのルートは具体的に描けます。
だからこそ、志望校の決定は受験勉強のスタートラインであり、最も重要なステップとなります。
ここからは、具体的に5つの視点を見ていきましょう。
視点1:最終ゴールから逆算する
志望校を決めるうえで最も重要なのは、「将来どうなりたいか」から考えることです。
大学はゴールではなく、その先の人生につながる通過点だからです。
まずは、「どんな仕事をしたいのか」「どんな分野に関わりたいのか」を具体的にイメージしてみてください。
まだ明確でなくても、「人と関わる仕事がしたい」「海外と関わりたい」「安定した職業に就きたい」などのレベルでも構いません。
- 国際的に活躍したい → 語学力+専門知識が必要 → 留学制度が充実した大学
- 公務員になりたい → 法律・行政の知識 → 法学部や公共政策系の学部
このように、ゴールから逆算していくと、ある程度の学部や大学の方向性が見えてきます。
この時点で志望校が定まる人もいるでしょう。
視点2:学部・入試の中身を正確に理解する
志望校を具体的に検討する段階では、「大学の中身」を正しく理解することが不可欠です。
名前やイメージだけで判断すると、入学後にミスマッチが起こりやすくなります。
「なんとなくお金に関わりたいから経済学部」と考えていた人が、数学中心の授業についていけず苦労するケースも少なくありません。
次に、入試制度の理解も重要です。
同じ大学であっても、入試方式によって求められる力や評価基準は大きく異なります。一般入試では主に3科目で高得点を取る必要があり、学力試験での総合力が重視されます。
一方、共通テスト利用では得点率が合否を左右するため、安定して高得点を出す力が求められます。
また、推薦入試では評定平均や面接、小論文などが評価の中心となり、日頃の学校生活の積み重ねが重要になります。
このような違いを踏まえると、自分の強みを活かした戦略を取ることが可能になります。
例えば、英語が得意であれば英語の配点が高い方式を選ぶことで有利に戦えますし、数学が苦手であれば数学を必要としない方式を選ぶという選択も考えられます。私大であれば、全学部入試と個別入試のどちらが向いているのかも配点や方式などから考えましょう。さらに、内申点が高い場合には推薦入試を活用することで、一般入試とは異なるルートで合格を目指すこともできます。
このように、大学選びは単に「どこで学ぶか」だけでなく、
「どのように合格するか」という視点も含めて考えることが重要です。
視点3:現実的な条件を考慮する
志望校の決定には理想だけでなく、現実的な条件も考慮する必要があります。
例えば、私立大学の場合は年間で100万円以上の学費がかかることもあり、家庭の負担は小さくありません。
一方で、国公立大学は学費が比較的安いものの、自宅から遠く一人暮らしが必要になるケースもあります。
このように、どちらにもメリットと負担があるため、自分の状況に合わせて慎重に考える必要があります。
また、通学時間も見落とせないポイントです。
片道2時間かかる場合、往復で4時間を費やすことになり、その分勉強時間が減ったり、体力的な負担が大きくなったりします。日々の生活にどの程度影響が出るのかを具体的にイメージしておくことが大切です。
一方で、偏差値は努力によって変えられる要素です。そのため、「今の実力では届かないから無理」と考えるのではなく、「あとどれだけ伸ばせば届くのか」という視点で判断することが重要です。
こうした現実的な条件については、自分一人で決めるのではなく、必ず家族と相談しながら、無理のない選択をしていきましょう。
視点4:実際に体験する
志望校選びでは、実際に大学に足を運んで体験することも非常に重要です。
オープンキャンパスや学校見学に参加することで、パンフレットやインターネットでは分からない情報を得ることができます。
思っていたより落ち着いている」「学生同士の距離が近くて楽しそう」といった印象を受ける場合もあれば、逆に「なんか思ってたのと違う…」となってしまうことも少なくありません。また、実際に通っている先輩の話を聞くことで、授業の難易度や日常生活の様子など、より具体的な情報を得ることができます。
こうした体験を通じて、進学後のイメージをより明確にすることができます。
視点5:取捨選択する
志望校決定の基準には様々なものがあります。
しかし、自分の理想の条件をすべて満たす大学はなかなかありません。
以下の例で考えてみましょう。
A大学の教育学部とB大学の教育学部はともに留学制度が充実していて、「海外の中等教育を間近で見たい」という観点からすると、どちらも理想的です。
しかし、以下のような悩みがあります。
- A大学:興味のあるスキーサークルがあるが私立で学費が高い
- B大学:学費は安いがスキーサークルはない
この場合、
- 「スキーサークルがある大学を優先する」
- 「学費が安い大学を優先する」
といった判断が必要になります。
「親に頼む、奨学金を受けるなどしてA大学に入学する」のか、「B大学に入学して、スキーは他大学のインカレサークルに入る」のか、自分にとって何を優先すべきかを考えて、判断しましょう。
優先順位を整理し、納得できる選択をすることが、後悔のない志望校決定につながります。
ここまで志望校の決め方について、5つの視点を紹介しました。
今回紹介した視点をもとに、志望校を設定してみましょう!
以下の記事も志望校設定の参考にしてみてください!
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