大学受験の基礎知識

大学受験の予備校を徹底解説!塾との違いや費用相場を紹介

大学受験の予備校を徹底解説!塾との違いや費用相場を紹介

「予備校」と「塾」はどちらも勉強をサポートしてくれる場所ですが、目的や指導内容には大きな違いがあります。

予備校は大学受験に特化し、入試本番で得点力を伸ばすための専門的な指導が特徴です。

この記事では、予備校の特徴やメリットを、塾との違いも交えながらわかりやすく解説します。

コスパの高さで選ぶならオンライン予備校

費用面を重視するのであれば、通塾不要のオンライン予備校がよいでしょう。

河野塾の講座は圧倒的なボリュームでありながら、大手予備校の半額程度で受講できるため、非常にコストパフォーマンスの高い環境で学習できます。

オンライン予備校 河野塾
河野玄斗プロフィール画像

「勉強はコスパ最強の遊びだ」

河野塾は、数々の難関試験を突破してきた塾長 河野玄斗の経験をもとに作られた、受験合格に特化したオンライン学習サービスです。 特に人気の講座は「徹底基礎講座」シリーズ。基礎から難関大学のレベルまで力を伸ばせるよう、量も質も充実したオンライン講座を提供しています。すでに8万人以上の受験生が受講し、利用満足度は93.8%!(自社調べ) 多くの参考書を使わなくても、この講座一つで「演習→解説→復習」までしっかり完結できます。

大学受験の予備校とは?塾との違いをわかりやすく解説

大学受験の予備校とは?塾との違いをわかりやすく解説

ここでは、予備校の基本的な役割と塾の違いについて解説します。

予備校の基本的な役割

大学受験の予備校は、大学入試に特化したカリキュラムを提供し、合格に向けて効率的な学習サポートを行います。

予備校の指導スタイルなどの概要や特徴をまとめると、以下のとおりです。

指導スタイル
  • 通塾対面型:集団授業、個別授業、少人数授業、ハイブリッド(対面・映像授業)
  • オンライン型:ライブ映像授業、オンデマンド動画授業
講座の種類
  • 基礎力養成講座
  • 応用・発展講座
  • 志望大学特化の講座
  • 専門分野別講座
など
講座のコース
  • 学年別
  • 進路系統別
  • 志望大学別
など
特別講座
  • 夏期講習、冬期講習
  • 合宿
など
模試
  • 全国統一模試
  • 共通テスト対策模試
  • 大学別入試実戦模試
など

また、大学入試に関する情報提供や進路指導も行っており、志望校合格に向けて総合的に支援しているのも大きな特徴です。

現代の予備校は、指導スタイルや授業形式なども多岐にわたり、幅広い選択肢から選べます。

予備校と塾の違い

「予備校」と「塾」はどちらも学習支援を行う場ですが、目的や指導スタイルが異なります。ここでは大学受験を目指す高校生に向けて、その違いをわかりやすく解説します。

予備校と塾の違いを目的や講座などで比較すると、違いが見えてきます。

予備校の目的は大学受験の対策ですが、塾は大学受験だけでなく学校の授業や定期テスト対策も目的としていることから、学ぶ内容が異なります。

また費用面では、予備校のほうが高くなる傾向があります。塾は個別か集団授業、通塾の頻度によって費用が変動することがあります。

▼予備校と塾の違い
予備校
受講目的
  • 大学受験合格
  • 学校授業の補習
  • 内申点対策
  • 大学受験合格
講座内容
  • 基礎力養成
  • 応用力養成
  • 共通テスト対策
  • 志望大学別対策
  • 国公立大対策
  • 難関私立大対策
  • 小論文対策など
  • 定期テスト対策
  • 学校授業サポート
  • 推薦・内部進学対策
  • 共通テスト対策
  • 国公立大対策
  • 難関私立大対策など
講師の特徴
  • 大学入試の専門家
  • 指導経験が豊富
  • 生徒との距離感は遠い
  • 講義の質が高い
  • 難関大学を目指す生徒向き
  • アルバイト講師も多い
  • 生徒との距離が近い
  • モチベーションの維持や学習習慣の形成をサポート
費用の目安 年間60〜150万円程度
(年間コース+季節講習など)
年間12〜90万円程度
(授業形式や通塾の頻度による)

このように、予備校は「大学受験の専門的な対策」に特化しており、難関大学を目指す生徒や、共通テスト・二次試験までを体系的に学びたい人に向いています

一方で塾は、学校の授業の理解を深めたい人や、定期テストの成績を上げたい人、推薦・内部進学を目指す人に適していると言えるでしょう。

最近では、大学受験対策に強い塾や、学校内容のフォローも行う予備校など、両者の特徴を組み合わせた学習塾も増えています。自分の学習目的や現在の学力に合わせて、どちらを選ぶかを検討することが大切です。

予備校に向いている人・向いていない人の特徴

予備校に向いている人・向いていない人の特徴

予備校はすべての受験生に最適とは限りません。ここでは、予備校で力を伸ばしやすい人と、別の学習スタイルが向いている人の特徴を紹介します。

予備校に向いている人

通塾対面型の予備校に向いている人
  • 勉強のペースメーカーが必要な人
  • 基礎からしっかり積み上げたい人
  • 競争環境のなかでモチベーションを高めたい人

通塾対面型の予備校は、学習環境やサポート体制を活かして効率よく勉強を進めたい人に向いています

自分ひとりでは学習計画を立てづらい人にとって、授業スケジュールや課題が明確な予備校はペースメーカーとして機能します。

また、授業の内容が体系的に構成されているため、基礎から応用まで段階的に理解を深めたい人にも最適です。

同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境があることで、モチベーションを高く維持しながら受験勉強に取り組むことができるでしょう。

オンライン型の予備校に向いている人
  • 自分のペースで学びたい人
  • 部活や習い事と両立したい人
  • 通塾対面型の予備校が通える範囲にない人

オンライン型の予備校は、学習を自己管理したい人に適しています

勉強のペースメーカーを必要とせず、自分のペースで学習を進められる人は、生活リズムに合わせながらオンライン予備校のカリキュラムを効果的に進められます。

部活や習い事で忙しい人も、スケジュールの合間や電車移動などの隙間時間を活用して学習できるため、スケジュール調整のストレスに悩まされることがありません。

オンライン上で学べるため通塾の必要がなく、通塾タイプの予備校が近くにない人にもぴったりです。

予備校に向いていない人

通塾対面型の予備校に向いていない人
  1. 自分のペースで学びたい人
  2. 受け身の勉強スタイルの人
  3. 通塾時間や環境が合わない人

通塾対面型の予備校は集団授業を中心とした学習スタイルが多いため、自分のペースで柔軟に進めたい人には合わない場合があります

授業の進度も決まっているため、得意・不得意に応じて調整したい人には授業がストレスになることもあるでしょう。

また、大手予備校は都市部に集中していることが多く、通塾に時間がかかる、部活との両立が難しいなど、生活リズムに合わない場合もあります。こうした場合には、オンライン予備校や映像授業を活用するなど、自分に合った学習方法を検討するのがおすすめです。

従来型の通塾タイプに負担を感じる人には、全国どこからでも受講できる河野塾が実施するオンラインの動画授業が適しています。

オンライン型の予備校に向いていない人
  1. 勉強のペースメーカーが必要な人
  2. 自分に必要な学習を見極めるのが難しい人
  3. ライバルがいる環境で成長したい人

オンライン型の予備校は自分のペースで学習を進めていくため、勉強のペースメーカーを必要としている人には適していません

豊富な学習メニューから取捨選択できるのはオンライン型予備校のメリットですが、今の自分に必要な学習を判断できなければ闇雲に手をつけてしまいかねません。見極めが難しい人は、担当講師がつく通塾タイプの予備校のほうが適しているでしょう。

ライバルがいる環境を求める人も、オンライン型だと競争意識を保ちにくい可能性があります。

予備校のメリット・デメリット

予備校のメリット・デメリット

予備校は大学受験に特化した学習が可能ですが、費用や通塾時間などデメリットもあります。メリットと注意点を整理して解説します。

メリット1.体系的なカリキュラム

入試本番から逆算した学習スケジュールがあるため、「何を」「いつ」勉強すべきかが明確にわかります。また、自分で計画を立てる必要がなく、基礎→応用→演習と段階的に力を伸ばせるのも特徴です。

特に苦手科目がある人や、独学での勉強の進め方に迷いがある人にとって、大きなメリットになるでしょう。

大手予備校利用者
男性の画像

浪人時代は予備校に通って偏差値20上がりました!春から夏まで主要科目をメインに基礎の授業を受けたところ、夏休み明けに学力が急成長しました。

メリット2.受験情報の多さ

予備校には、膨大な入試情報と過去の受験データが集まっており、最新の出題傾向、合格者データ、大学ごとの特徴などを踏まえた指導が可能です。受験対策の精度が高まるというメリットが期待できます。

大手予備校利用者
男性の画像

予備校を選ぶ時に、大手の予備校は受験データの豊富さがメリットだと感じて入りました。志望校対策もできると考えて決めました。

メリット3.同じ目標を持つ仲間との競争環境

志望校合格という同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、自然とモチベーションアップにつながります。独学では得にくい緊張感や刺激があるため、勉強に集中でき、継続力が高まると考えられます。

大手予備校利用者
男性の画像

通っていた予備校は自習室が使えたので、授業後も友達と一緒に勉強できたのが良かったです。朝9時から夜9時までしっかり勉強できる環境で、切磋琢磨できる環境でした。

デメリット1.費用が高い

予備校に通う最大のデメリットは、年間費用が高額になりやすいことです。

大手予備校では、授業料だけで年間100万円前後かかる場合もあり、教材費や模試代を含めるとさらに負担が増します。特に複数教科を受講する受験生にとっては、家計への影響が大きくなる点に注意が必要です。

費用面を重視する場合は、オンライン予備校などコストを抑えた選択肢も検討するとよいでしょう。

難関校対策予備校利用者
男性の画像

浪人して自分で学費を捻出することになって気づきましたが、予備校はやはりお金がかかります。季節講習の費用が特に高い。通常授業を理解していれば講座を取らなくても良かったので、無駄な出費でした。

オンライン予備校「河野塾」なら、各分野で大学受験に必要な内容が1本に集約されているので、他の塾や予備校に比べて年間の支出額が圧倒的にお得です。

別のオンライン予備校の受講費と比較しても3年間で約107万円以上もお得に受講できます。

河野塾の費用

河野塾はコストパフォーマンスの高さで群を抜いた環境であるため、効率性を重視する人にぴったりです。

デメリット2.通塾時間の負担

予備校に通う場合、通塾時間のロスが大きなデメリットにもなります。特に放課後や部活動の後に通う高校生は、移動だけで往復1〜2時間かかることもあり、その分の勉強時間や休息時間が削られがちです。

また、予備校がある地域まで移動距離が長い場合は、送り迎えをする保護者にも負担が生じます。オンライン授業の河野塾なら、本人・保護者ともに通塾の負担がゼロになるのも魅力です。

大手予備校利用者
男性の画像

電車で1時間半くらいかかる予備校に通っていましたが、やはり大変でした。

デメリット3.自分のペースで進めにくい

集団授業を行う予備校は、一斉進行型のため、カリキュラムや授業スピードがあらかじめ決まっています。そのため自分のペースで進めたい人や、自分のスケジュールに合わせて柔軟に学びたい人にはストレスを感じやすい環境です。

また、多くの予備校では多様な講座が用意されており、授業のとりすぎでかえって効率が低下するケースも少なくありません。

河野塾で最も人気のある徹底基礎講座シリーズは、初学者から難関大受験に必要な内容が1本に集約されています。そのため、大学受験までに追加で講座を購入する必要がなく、授業を受けすぎて効率が下がる心配もありません。

また、問題をどのように進めるかという「思考法」を重視しているため、どんな問題にも対応できる「再現性」の向上が期待できます。

河野塾利用者
男性の画像

河野塾の動画授業は1つあたり15分程度と短いため、集中して取り組むことができました。
自分のペースで進められてよかったです。

大学受験予備校の授業スタイルと学び方の違いを解説

大学受験予備校の授業スタイルと学び方の違いを解説

予備校の授業スタイルは大きく分けて2つのタイプがあります。

ここでは両タイプにおける授業スタイルと、学び方の違いを解説します。

通塾・対面型予備校の授業

通塾・対面型予備校の授業

通塾・対面型予備校には、おもに4種類の授業スタイルがあります。それぞれの特徴やメリット、デメリットをみていきましょう。

集団授業スタイル

集団授業の場合は、実績のある講師から質の高い授業を受けられるのが大きなメリットです。個別授業よりも低価格な予備校が多く、続けやすさも魅力といえます。

集団授業のメリット
  • 指導力に優れた経験豊富な講師の授業を受けられる
  • 個別授業よりもリーズナブル
  • 周りの生徒から刺激を受け、競争意識が生まれやすい

集団のなかで競争意識が生まれやすい一方で、周囲の目が気になりやすいのはデメリットです。授業についていけなくなると、モチベーションも下がる傾向があります。

挽回のために相談や質問をしたくても個別のフォローは受けにくいため、悪循環から抜け出せないケースも珍しくありません。

集団授業のデメリット
  • 授業についていけない可能性がある
  • 周囲の目が気になり質問できないケースもある
  • 個別で相談や質問をしたい人は物足りなさを感じやすい
集団授業を行っているおもな予備校
  • 河合塾
  • 東進ハイスクール
  • 駿台予備学校
など

個別授業スタイル

個別授業のメリットといえば、一人ひとりを細やかにサポートできる点です。基礎が定着していなかったり、苦手な単元に気づけていなかったりする場合も、手厚いフォローで対策してもらいやすいでしょう。

個別授業のメリット
  • 一人ひとりの学力や個性に合わせて指導を実施
  • 苦手や理解度に応じた個別カリキュラムを作成
  • 質問や相談がいつでも可能で、手厚いフォローを受けられる

個別授業スタイルは、集団授業よりも費用が高くなります。1コマあたりが高額であるため、受講回数を増やしたくても難しいケースも少なくありません。また、学生アルバイトの講師も多く、集団授業よりも指導レベルは低くなる傾向があります。

個別授業のデメリット
  • ほかの受験生と関わる機会がなく、競争意識が生まれにくい
  • 集団授業よりも費用が高く、受講回数を追加する際の負担が大きい
  • アルバイト講師の講義が少なくないため、授業の質が担保しにくい
個別授業を行っているおもな予備校
  • 駿台個別教育センター
  • 明光義塾
など

少人数授業スタイル

少人数授業は集団授業よりも手厚く、個別授業よりもコストパフォーマンスのよい学習環境を選びたい人に適しています

個別授業よりも低価格で受講できるため、個別ほど手厚いサポートがなくても自学できるお子さまにぴったりです。

メリット
  • 講師との距離が近く、集団授業よりも質問しやすい
  • 個人の目標に合わせた指導を受けられる
  • 学力レベルが同程度の生徒と学ぶため、切磋琢磨できる

一方で少人数授業では、学力レベルに応じてクラスが組まれることが多く、集団授業よりも周囲の刺激を受けにくいこともあります。

また講師との関わりが密になりやすいため、相性が悪い場合は学習効率やモチベーションの低下なども懸念されます。

デメリット
  • 比較対象の生徒が少なく、集団授業ほど周囲の刺激を受けられない
  • 一般的な集団授業よりも費用が高い傾向がある
  • 相性の悪い講師の場合は質問しにくく、モチベーションが下がりやすい
少人数授業を行っているおもな予備校
  • 四谷学院
  • みすず学苑
など

河野塾の「KONO式」では、効率を重視した独自の学習サイクルで実現するオンライン少人数クラス授業を提供しています。

満足度93.7%を誇る河野塾の動画教材「徹底基礎講座」を活用し、毎週少人数制クラスの授業で演習を積みます。

授業ごとにクラスメイトの成績情報も確認できるため、受験における相対評価の感覚をリアルに体感しながら学習することができます。

KONO式もオンラインでの実施のため、全国どこからでも受講可能です。

ハイブリッド授業(対面・映像授業)スタイル

映像授業と対面授業を組み合わせることで、両者のメリットを活かしつつデメリットを抑えやすくなります。

自分のペースで映像授業を進めつつ、疑問点は講師に直接質問できるため、自学が得意な人なら効率的に学習できるでしょう。

メリット
  • 映像授業を中心に自分のペースで学習を進められる
  • 映像授業で自学を進めつつ、わからない問題は講師に質問できる
  • 映像授業で知識をインプットし、対面授業で演習を通してアウトプットできる

しかし、映像授業との相性が悪ければ、画面を眺めるだけになってしまうケースもあります。

映像授業で疑問点が生じても講師は気づきにくく、自分から質問しない場合は解消されない点にも注意が必要です。

デメリット
  • 映像授業が苦手な場合、集中が持続しにくい
  • 疑問点を自分から質問できない場合、そのまま放置されやすい
ハイブリッド授業を行っているおもな予備校
  • 京進e予備校
  • 河合塾マナビス
など

オンラインで受講できる予備校の授業

オンラインで受講できる予備校の授業

オンラインで受講できる予備校には、おもに2つの授業スタイルがあります。

それぞれの授業の特徴やメリット、デメリットをみていきましょう。

ライブ配信映像授業

リアルタイムで実施するライブ配信映像授業は、自宅でも緊張感を持って取り組みたい人、講師に直接質問したい人におすすめです。

メリット
  • リアルタイムであるため緊張感のある授業を受けられる
  • わからない部分をその場で質問できる
  • ライブ授業でありながら、一般的な予備校よりも費用が安い

音声や映像が乱れても巻き戻しができず、そのまま授業が進んでしまうのは気がかりです。また、授業と合わせてスケジュールを調整する必要があるのもネックといえます。マイクやカメラが苦手な人だと、コミュニケーションがうまくとれないケースも少なくありません。

デメリット
  • 通信環境に左右されるため、音声や映像の乱れで授業が妨げられる可能性がある
  • 指定された時間に受講する必要があるため、都合が合わないことがある
  • コミュニケーションがうまくとれないケースもある
ライブ配信映像授業を行っているおもな予備校
  • 河野塾KONO式
  • 駿台予備学校
  • 東進ハイスクール
など

KONO式は、最大8名の少人数制クラスを採用したオンライン授業であるため、自宅に居ながら生徒同士で競い合える環境を築けます。ただ映像を眺めるだけでは得られない、競争性とゲーム性を取り入れられるのもメリットです。

オンデマンド動画授業

購入した講座は自分のペースでいつでもどこでも受講できるため、自宅での学習はもちろん通学時間などを有効活用するのもよいでしょう。倍速・停止、巻き戻し、見返しなどが自在なので、自分の最適なペースで学習ができます。

低価格で効率的に学べる点も大きな魅力です。 

メリット
  • 自分のペースで目当ての講座を受講でき、繰り返し映像を見られる
  • 時間・場所を問わず受講できるため、通学中など隙間時間も有効に使える
  • 膨大な講座が用意されているのに費用が安い

利便性が高いものの、その場ですぐに質問はできません。チャットによる質問サービスなどの有無を確認したほうがよいでしょう。自学を進められるかどうかが成功の鍵となります。ほかの受験生から刺激を得る機会が少なく、モチベーションを保つ精神力も必要です。

デメリット
  • わからない問題をその場ですぐに質問できない
  • ほかの受験生と関わる機会がなく、競争意識を感じにくい
  • 自学中心となるため、モチベーションを保ちにくい
オンデマンド動画授業を行っているおもな予備校
  • 河野塾
  • 河合塾マナビス
  • スタディサプリ
など

オンライン予備校 河野塾の動画授業「徹底基礎講座」とは

オンライン予備校 河野塾の動画授業「徹底基礎講座」とは
河野塾「徹底基礎講座」の特徴
  • 圧倒的な網羅性
    100冊以上の参考書のエッセンスを凝縮
  • 徹底的な演習量
    約1,000問収録(数Iの場合)で教科書レベル〜東大レベルまで対応
  • 本質を押さえた解説
    初見の問題でも自力で解けるようになる再現性を重視

河野塾は映像授業を中心としたオンライン予備校で、いつでもどこでも受講可能です。

看板講座の「徹底基礎講座」は、ゼロから合格レベルまで到達できることを目指し、初心者段階のインプットから演習、実践まですべてを網羅しています。

予備校に通うことが難しい人も、河野塾を味方につければ、自宅が最適な学習環境になります。通塾不要でコストパフォーマンスも非常に高く、無駄を徹底的に省けるでしょう。

河野塾の卒業生たちは、東大・京大・国公立医学部をはじめとする難関国公立大学に進学しています。第一志望を勝ち取った先輩たちのように、河野塾で志望校合格を目指してみませんか?

予備校の費用・学費相場はいくら?国公立、私立別に解説

予備校の費用・学費相場はいくら?国公立、私立別に解説

予備校の費用は、通塾スタイルや志望校によって大きく異なります。また現役高校生よりも浪人生のほうが高くなる傾向があります。

ここでは、国公立大学志望・私立大学志望それぞれの学費相場をわかりやすく解説します。

▼現役生・浪人生別 予備校費用の目安
現役生 浪人生
授業料(国公立志望)年間30〜90万円程度年間120〜150万円程度
授業料(私立志望)年間30〜60万円程度年間80〜150万円程度
入学金1〜3万円程度5〜10万円程度
講座1講座につき2万円程度1講座につき2万円程度
教材費授業料に含まれることが多い授業料に含まれることが多い
模試1回につき5〜8千円程度1回につき5〜8千円程度

※弊社調べ(2025年10月時点)

国公立大学受験コースの費用・学費相場

国公立大学を志望する現役受験生の場合は、予備校費用の目安は年間85〜120万円程度です。

年間費用 内訳
現役生 約85~120万円 入学金:約3万円
授業料:約30~90万円
講習・オプション費など:約10~20万円

※上記は一般的な通塾型予備校の費用例です。選択する講座数や科目により変動します

授業料については、志望する大学により私立よりも費用が安く済むケースもありますが、国公立大学の場合は共通テストと二次試験への対策が必要です。

受験科目は私立大学より多いため、授業のコマ数や模試代は増える傾向があります。

私立大学受験コースの費用・学費相場

私立大学を志望する場合、文系・理系により差は生じますが、予備校にかかる費用は年間80〜100万円程度が目安です。

年間費用 内訳
現役生 約80~100万円 入学金:約3万円
授業料:約30~60万円
講習・オプション費など:約10~30万円

※上記は一般的な通塾型予備校の費用例です。選択する講座数や科目により変動します

おもに英語・国語・選択科目の3科目対策が中心となるため、国公立大学に比べてコストを抑えやすい傾向があります。ただし、志望校や学部によって必要講座や科目数が異なるため、費用に差が出る点には注意が必要です。

特に早慶やGMARCH、関関同立などの難関私大を目指す場合は、志望校別対策講座などを追加で受講するケースも多いでしょう。

予備校費用・学費の内訳

ここからは、予備校で必要となる費用の内訳について解説します。以下の内容がおもな内訳となります。

入塾金

予備校に入るために入塾金が必要になることもあります。現役生は1〜3万円程度、浪人生は5〜10万円程度みておきましょう。

授業料

予備校の授業を受けるためにかかる費用です。授業料の相場は、同じ予備校であっても志望校や受験科目によって異なる可能性があります。

教材費・テキスト代

予備校の費用の内訳には、教材費・テキスト代があります。しかし、多くの予備校では、教材費・テキスト代は授業料のなかに含まれることが多いです。

模試代

予備校費用には、模試代も発生します。模試代は入塾・入学している生徒であれば無料で受けられることが多いので、在籍している予備校で受けたほうがよいでしょう。外部の予備校で受ける場合は、5,000〜8,000円程度の受験費用が必要です。

特別講習費

特別講習費は、夏期講習・冬期講習など季節ごとの講習や、入試直前対策や苦手克服など目的別で実施される追加講座のことです。受験対策を集中して勉強できるため、高い効果が期待できます。

通常の授業料とは別で費用がかかるため、事前に費用を確認しておくとよいでしょう。

設備費・施設費・維持費

施設や授業で使う備品、光熱費、通信インフラ費、共用設備費など、予備校の運営に必要な費用です。機材や備品の購入・維持のために使われます。

交通費

自宅・学校から予備校までの交通費の分も計算しておきましょう。

特に大手予備校は都心部に集中しやすく、自宅から遠い場合は交通費の負担が大きくなります。無理なく通える範囲の予備校を選ぶことも重要です。

オンライン予備校「河野塾」の費用・学費は?

模試を生かして合格をつかむならオンライン予備校「河野塾」

河野塾はオンライン予備校であるため、対面型の予備校のように設備費・施設費・維持費、交通費などは不要です。

また、入塾金も必要なく、一般的な塾や予備校よりもリーズナブルに設定されている点も魅力といえます。大手予備校と比べると金銭面での負担が少ないため、経済的な事情で予備校の入学をためらっている人にもおすすめです。

河野塾の費用

河野塾では、オンデマンド型授業の「徹底基礎講座」をはじめ、さまざまな講座があります。

高校生必見!初めての予備校選び 7つのポイント

高校生必見!初めての予備校選び 7つのポイント

予備校を選ぶときは、次の7つの点を比較して候補を絞るとよいでしょう。

予備校の選び方 7つのポイント
  1. 授業形態(通塾・映像・オンライン)
  2. 志望校レベルへの対応力
  3. 講師・教材の質
  4. カリキュラムと個別サポート
  5. 合格実績・評判
  6. 通いやすさ
  7. 費用

初めて予備校を選ぶときに大切なのは、「なんとなく有名だから」ではなく、自分の目的に合った学習環境を選ぶことです。

たとえば、学力の基礎から固めたいのか、難関大を目指して実戦力を磨きたいのかによって、最適な予備校は変わります。そのうえで、授業形態(通塾・映像・オンライン)や志望校レベルへの対応力、講師・教材の質、サポート体制などを確認しましょう。

さらに、合格実績や評判、通いやすさ、費用も含めて総合的に比較することで、自分にとって無理なく続けられる予備校を見つけることができます。

大手予備校を利用していた大学2年生/女性
女性の画像

集中できる環境がある予備校を選ぶのがコツです!私の場合は、自習室が充実しているかを重視していました。

オンライン予備校を利用していた大学4年生/女性
女性の画像

私の場合は、一人で勉強することに抵抗はなかったので、オンライン予備校を選びました。問題でわからないことは、定期的にチューターに質問できたのでよかったです。逆に、一人で勉強するのがつらい人は、対面型の予備校を選んだほうがいいと思います。

大手予備校を利用していた大学3年生/男性
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受験勉強のモチベーションを保てる環境がある予備校がいいと思います!自習室がある校舎や、一緒に切磋琢磨して集中して勉強できる仲間がいることが大事だと思います。

独自調査!先輩大学生に聞いた予備校・塾選びインタビュー

独自調査!先輩大学生に聞いた予備校・塾選びインタビュー

予備校選びで後悔しないために、元予備校生の先輩大学生の意見も参考にしたいところです。

編集部では元予備校生や元塾生の3人にインタビューを行い、通っていた予備校や塾についての独自調査を実施しました。

項目 内容
調査対象者 予備校を利用したことがある20代の男女
調査方法 オンラインのアンケート記入方式
調査期間 2025年10月1日〜11月1日

オンライン予備校「河野塾」を受講したAさんの場合

予備校名河野塾
通塾期間高校2年2月〜高校3年2月
総額の費用約20万円
志望校慶應義塾大学 商学部
選んだきっかけ周辺に大手予備校がなかったので、オンラインの予備校を探していた

Q.オンライン予備校の河野塾を選んだきっかけは?

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河野玄斗さんのYouTubeを見ていて、河野さんの授業を受けてみたかったからです。あとは周りに大手の予備校がなくてオンラインの予備校を探していたこともあります。

Q.実際に受講してみた率直な感想は?

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授業の動画は、1本1本の動画がちょうどいい長さで、集中して取り組めました。なにより自分のペースで勉強を進められてよかったです。

Q 成績の変化はありましたか?

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数学が得意科目になったので、とても満足しています。

Q.志望校対策として、どのような勉強の対策をやりましたか?

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講座とは別に志望校対策は自分で勉強していました。とにかく過去問を解いて、復習をすることを繰り返していました。

難関校受験予備校に通ったBさんの場合

予備校名現役:T塾など
浪人期:S予備校
通塾期間高校2年2月から
総額の費用浪人期:107万円(年間)
志望校東京科学大学(旧東工大)
選んだきっかけ志望校の対策をしてくれそうなので

Q.予備校は何年生から通いましたか?

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中3〜高3まではT塾で数学と理科、中2〜中3と高2〜高3はG塾で英語を受講していました。浪人時代は1年間予備校のS校に通いました。

Q.通った予備校を選んだきっかけは?

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T塾は教科書などの教材のクオリティが高く、姉や友達、先輩が通っていて安心感があったからです。先生においても幅広く、自分にフィットする人を選べる利点もありました。

Q.実際に予備校に通ってみた率直な感想は?

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予備校の費用が高すぎます。浪人のときは、親に頼らず自分で予備校費用を払っていたので大変でした。

塾も予備校も通常授業はそこまで高くなかったのですが、特別講座が高額でした。普段の授業でやるべきことをこなしていれば、季節講習の受講も浪人もせずに済んだため、とても後悔しています。

Q.これから予備校を選ぶ受験生にアドバイスはありますか?

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環境づくりは大事ですが、結局は本人の裁量が大きいです。世間では優秀とされる塾でも、できる層とできない層の差が大きくて環境を活かせなければ意味がありませんね。

Q.予備校では志望校の受験対策は万全でしたか?

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授業内で志望校の過去問に触れることはあったのですが、全体的には不十分でした。そのため、赤本で科目別に25年分勉強しました。

大手予備校に通ったCさんの場合

予備校名K塾
通塾期間高校3年6月から
総額の費用わからない
志望校九州大学 芸術工学部
選んだきっかけ大手予備校に通うつもりだった

Q.予備校を選んだきっかけは?

男性の画像

住んでいる地域では大手予備校は2つしかなかったのですが、K塾の方が現役生向けだと思ったから。田舎だとおじいちゃんが教える塾も多くあり、受験対策としては不安だったこともあって、大手予備校を選びました。

Q.実際に予備校に通ってみた率直な感想は

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予備校の授業はわかりやすかった。学校の授業が抽象的で理解しづらかったのですが、予備校では、講師が原理・原則をかみくだいて教えてくれたので助かりました。

Q.予備校に通って大変だったことは?

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通塾に時間がかかったことです。田舎だったので、電車で片道1時間半くらいかかりました。

Q.予備校を探している人にアドバイスはありますか?

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自習室が充実したところを選ぶべきです!また、自分の場合は対面授業のほうが相性が良かったので、予備校を選ぶときは見学や体験講座を通して、自分に合うところを見つけたほうがよいと思います。