大学受験の基礎知識

日東駒専とは?偏差値や難易度、各大学の特徴を解説【2025年版】

日東駒専とは?偏差値や難易度、各大学の特徴を解説【2025年版】

大学受験や志望校選びをしていると、「日東駒専(にっとうこません)」という言葉を耳にする受験生も多いでしょう。日東駒専とは、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の4校を指す大学群です。

首都圏にある中堅私立大学として多くの受験生が志望するため、入試に向けて出題傾向や過去問、偏差値、倍率などを調べてしっかり対策しておきましょう。

この記事では、日東駒専の最新データ(2025年度)から難易度や各大学の特徴をまとめました。また、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)をはじめとする大学群との偏差値比較や、入試対策の勉強法についても詳しく紹介します。

この記事でわかること
  • 日東駒専の人気の傾向や特徴
  • 日東駒専の偏差値や倍率、出題傾向など
  • 日東駒専の合格ラインを超えるには基礎の徹底が重要

日東駒専に合格するために重要なのは「基礎力」です。効率的かつ確実に基礎力を身につけるなら、オンライン予備校の「河野塾」がおすすめです。

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日東駒専とは?

「日東駒専」とは、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の4校を指す略称で、首都圏の主要な同等レベルの私立大学をまとめた大学群として広く用いられている呼称です。

主に中堅私立大学群として関東を中心に高い知名度を誇り、理系・文系問わず多くの中上位層の受験生が志望します。

一般的には「MARCH」に次ぐポジションとして認識されていますが、学部によってはMARCHに匹敵するものもあるので合格は容易ではありません。

また、MARCHの滑り止めとして選ばれることも多く、難易度や人気が年々上昇しているため、しっかりとした準備と対策が必要です。

日東駒専の序列

日東駒専の序列は、主に立地や知名度の有無、就職実績、カリキュラム内容で決まるといわれています。以下に、4大学の特徴を簡単にまとめました。

▼日東駒専の特徴
大学名 特徴
東洋大学 ・主要学部のキャンパスが都心にある
・就職支援が手厚く「就職に強い東洋」というイメージが浸透
日本大学 ・国内最大級の学生数と学部数を誇る
・全国にキャンパスがあり、卒業生も日本最大、OBネットワークも強力
駒澤大学 ・渋谷駅から3駅の好立地にあるワンキャンパス
・仏教系大学でスポーツやマスコミ系の就職に強い
専修大学 ・140年以上の教育の歴史を持つ伝統校
・資格取得や留学サポートが充実

4大学の序列は、時代や評価基準によって変動しています。

かつては「日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学」の順で語られることが多かったですが、近年は学部の人気や偏差値、就職実績などを総合的にみると「東洋大学、日本大学、駒澤大学、専修大学」と評価されることもあります。

あくまで一例であり、序列の判断は人や指標によって異なる点に注意が必要です。

日東駒専の偏差値・難易度

日東駒専4大学の偏差値は、学部・学科ごとに幅が大きく、年度やデータ提供元によって変動します。

たとえば河合塾「Kei-Net」の最新データ(2026年度入試用)を参考にすると、おおよその目安として 偏差値45〜55あたりが相場といわれています。ただし、これはあくまで概算です。実際には以下のようにばらつきがあります。

▼日東駒専の偏差値目安
日本大学35.0~65.0
東洋大学40.0~57.5
駒澤大学40.0~55.0
専修大学42.5~55.0

※出典:河合塾「Kei-Net」(※2026年度入試)
※複数の学部データを基にした参考値です

日東駒専は私立大学全体の中では中堅クラスに位置し、学力は全国上位30〜50%が目安です。

学校の授業を理解していれば合格できるレベルですが、知名度の高い人気校のため有名大学として知られています。

近年、東洋大学を筆頭に、日東駒専の難易度や倍率は上昇傾向にあります。主な理由は次の通りです。

  • 早慶上智やGMARCHの志望者が併願校として受験するケースが増えた
  • キャンパスの移転やリニューアルにより都心キャンパスの人気が上昇
  • 「定員厳格化」により、募集定員を超える合格者数を出しにくくなった

日東駒専を視野に志望校を決める際は、入試傾向を押さえた対策と難易度や偏差値を考慮した併願校の検討が重要です。

日東駒専の合格レベル

日東駒専の合格に必要な学力の目安として、偏差値はおおむね45〜55程度とされています。

ただし、学部によっては60近い偏差値の学部もあるため、すべてが一律ではありません。

また、日東駒専は入試の際、全大学で共通テスト利用方式が採用されています。共通テスト得点率のボーダーラインは次の通りです。

▼日東駒専の共通テスト得点率
日本大学39%〜76%
東洋大学53%〜87%
駒澤大学51%〜77%
専修大学59%〜82%

※出典:河合塾「Kei-Net」(※2026年度入試)
※複数の学部データを基にした参考値です

合格の基準は偏差値や得点率からおおよそ算出できますが、大学が持つ知名度ブランド力立地条件などの要素も難易度と倍率に影響します。

単純な数値だけにとらわれず、大学間の序列の要素や他の大学とも比較し、総合的に判断することが大切です。

「日東駒専」対策の勉強法

日東駒専を目指すにあたって重要なのが、入試方式に合わせた勉強をすることです。

日東駒専の入試には、すべての大学で共通テスト利用方式があるため、共通テスト対策が合格のカギを握ります。

知識が十分でないからと先送りせず、できるだけ早く演習に取り組み、共通テストの出題形式に慣れておきましょう。

また、一般選抜入試で合格ラインを超えるには「基礎の徹底」が不可欠です。

ここでいう基礎とは、教科書レベルの内容を確実に身につけることを意味します。

一般選抜入試の合格に必要な基礎項目
  • 英語:単語と文法の理解、実際の文章へ活用ができるようにしておく
  • 現代文:漢字、語彙力、読解力の向上
  • 古文:用言・助動詞・助詞・敬語など入試必須の文法を体系的に理解しておく
  • 漢文:基礎事項の定着。句形や重要語の使い方を理解し、使用できるようにしておく
  • 数学:苦手分野を作らない。基本的な公式の活用
  • 歴史:基本的な年代や出来事、人物の説明ができるようにしておく

全教科において、基礎的とは言い切れない問題が出題される場合もありますが、こうした問題は戦略上「優先度が低い問題」として扱うことも一つの考え方です。解答できればプラスですが、まずは確実に得点できる基礎問題に重点を置くことが重要です。

日東駒専の入試では、難問やひっかけが少なく、基礎的な内容を素直に問う問題が多いのが特徴です。

そのため、日々の学習で地道に知識を積み上げ、全科目の基礎力を固めることが合格への近道となります。

オンライン予備校「河野塾」では、日東駒専の入試対策にもなる基礎の徹底に特化した「徹底基礎講座」を提供しています。

徹底基礎講座の特徴
  • 基礎から応用まで知識とエッセンスを網羅
  • 数学は1,000問以上の圧倒的な演習量
  • 短時間構成&復習セットで効率的な学習が可能

徹底基礎講座は、ゼロから難関大学合格レベルまでステップアップ方式で到達できるよう設計されています。

1つの講座で教科書レベルから応用まで網羅しているので、共通テスト対策、どの大学にも通用する基礎固めにもぴったりです。

日東駒専と産近甲龍の偏差値比較

産近甲龍(さんきんこうりゅう)」とは、京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学の4校を指す呼称で、関西地方の中堅私立大学をまとめた大学群として広く用いられています。

偏差値はおおむね50未満とされ、日東駒専よりもやや下のレベル帯に位置づけられるのが一般的です。

▼産近甲龍の偏差値比較
大学名 偏差値 共通テスト得点率
京都産業大学 40.0~50.0 59%~70%
近畿大学 37.5~65.0 46%~86%
甲南大学 45.0~55.0 57%~83%
龍谷大学 40.0~55.0 46%~80%

※出典:河合塾「Kei-Net」(※2026年度入試)
※複数の学部データを基にした参考値です

ただし学部によっては、日東駒専と同等またはそれ以上の偏差値を示すケースもあり、一概に優劣を決めるのは難しい面もあります。

また、日東駒専は首都圏、産近甲龍は関西圏にある大学なため、両者を併願する受験生は少数派です。

そのため、併願状況からの序列比較はあまり意味を成さず、地域内での立ち位置が重視されます。

以下に、産近甲龍4大学の特徴を簡単にまとめました。

▼産近甲龍の特徴
京都産業大学 ・就活対策に強いサポート体制あり
・ES添削や面接対策など就職支援が充実
近畿大学 ・2024年まで11年連続で志願者数トップ
・関関同立の滑り止めにされることもあり、合格が難しい
甲南大学 ・兵庫エリアで安定した人気を誇るミディアムサイズの総合大学
龍谷大学 ・仏教系大学として有名。「仏教界の東大」と称されることも

日東駒専と大東亜帝国の偏差値比較

大東亜帝国(だいとうあていこく)」とは、大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学の5校をまとめた呼称です。関東圏を中心に展開する中堅私立大学の大学群として使われています。

偏差値面では多くの学部が50に満たないことから、日東駒専のやや下のレベル帯といえます。

▼大東亜帝国の偏差値比較
大学名 偏差値 共通テスト得点率
大東文化大学 35.0~47.5 42%~72%
東海大学 35.0~65.0 40%~85%
亜細亜大学 35.0~42.5 47%~68%
帝京大学 35.0~65.0 40%~90%
国士舘大学 35.0~50.0 51%~71%

※出典:河合塾「Kei-Net」(※2026年度入試)
※複数の学部データを基にした参考値です

また併願関係で見ると、日東駒専を第一志望にして大東亜帝国を併願校にする受験生が多数派であり、特に専修大学は大東亜帝国との併願が多いのが特徴です。

序列としては日東駒専が優位なものの、大東亜帝国は各大学ともに特色ある学部を持ち、近年ではスポーツ系や医療系など実践的な分野で注目されています。

▼大東亜帝国の特徴
大東文化大学 ・国際交流が活発
・教員免許や公的資格など資格取得支援が手厚い
東海大学 ・全国に7つのキャンパスを持つ総合大学
・スポーツでの活躍が目立つ
亜細亜大学 ・国際力を高めるため14言語の授業を展開
・2025年4月に社会学部開設、2026年4月に健康スポーツ科学部を開設予定
帝京大学 ・医療・スポーツ・教育・文学分野で高い評価
・各分野に特化した研究所やセンターを設置
国士舘大学 ・公務員・教員志望の学生に人気
・歴史と伝統があり、文武両道を重視

日東駒専とMARCHの偏差値比較

MARCH(マーチ)」とは、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5校を指す呼称です。難関私立大学として全国的に高い知名度と人気を誇ります。

近年ではキャンパスの都心回帰傾向が見られ、中央大学は2023年4月に茗荷谷キャンパス(東京都文京区)を開設、法政大学は2030年を目途に多摩キャンパスから学内最大規模である経済学部を市ヶ谷キャンパスに移転するなど、アクセスの良い地にキャンパスを移動する大学が相次いでいます。

偏差値帯の目安はMARCHが55〜65程度に対し、日東駒専が45〜55程度と、偏差値だけで見ればMARCHのほうがハイレベルです。

ただし、入試内容や形式が近いことから、MARCHと日東駒専の併願は年々増加しています。

さらに、日東駒専の一部の学部は難化しており、MARCHと同等のレベルが求められることもあるため、偏差値の比較だけでは判断しきれない部分も少なくありません。

▼MARCHの偏差値比較
大学名 偏差値 共通テスト得点率
明治大学 57.5~67.5 79%~88%
青山学院大学 52.5~65.0 73%~89%
立教大学 55.0~65.0 74%~89%
中央大学 52.5~62.5 78%~86%
法政大学 52.5~62.5 69%~86%

※出典:河合塾「Kei-Net」(※2026年度入試)
※複数の学部データを基にした参考値です

以下に、MARCHの各大学の特徴を簡単にまとめました。

▼MARCHの特徴
明治大学 ・文系・理系の学部を幅広く所有しており、学べる分野の広さや、最新の施設を持つ多様なキャンパスを展開
・「就職の明治」といわれ、就職・キャリア支援が充実
青山学院大学 ・キリスト教大学で英語系や国際系の学びに強い
・「青山スタンダード」という独自の教養教育を確立
立教大学 ・創立150年を超える伝統校
・リベラルアーツ教育でグローバルリーダーの育成に尽力
中央大学 ・看板学部の法学部が有名
・国家公務員の就職が私大トップクラス
法政大学 ・マスコミ系の就職に強い
・留学制度などグローバルな学びを展開

「日東駒専」4大学の基本情報と特徴

志望校を選ぶ際は、キャンパスの立地や学部の特色、入試情報などを把握しておくことが大切です。

以下で、日東駒専を構成する4つの大学の基本情報や特徴をしっかり押さえておきましょう。

日本大学

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画像引用:日本大学公式サイト

日本大学は日本最大級の総合大学で、全国に多数のキャンパスを展開しています。

文系から理系、芸術系まで16学部86学科と多様な学部を有し、学部数・学生数ともに国内トップクラスです。

教養教育と専門教育をバランスよく融合させたカリキュラムや、就職・資格取得に力を入れていることから、実学志向の大学としても高評価を得ています。

また、約128万人の卒業生がおり、日大出身の社長数は10年以上連続でトップを維持しているなど、卒業生のネットワークも強固です。

▼日本大学の基本情報
正式名称(略称)日本大学(日大)
キャンパスの所在地東京都(千代田区・世田谷区ほか)、千葉県、静岡県、福島県など全国各地
特徴・強み日本最大級の総合大学
学生ファーストを重視した実学志向の教育
有名学部例法学部、文理学部、経済学部、生物資源科学部、理工学部、芸術学部など
偏差値目安35.0〜65.0(学部・学科により異なる)
募集人数(2025年度)7,114人(昼間学部のみ)
願書提出期間(2026年度)2026年2月17日〜2月28日、および3月1日〜3月11日
入試期間(2026年度)一般選抜:2026年2月26日〜3月17日(学部により異なる)
入試形式一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、自己推薦選抜 ほか
合格発表日(2026年度)一般選抜:2026年2月27日〜3月24日(学部により異なる)
公式サイトhttps://www.nihon-u.ac.jp/

東洋大学

東洋大学公式サイトのキャプチャ画像

画像引用:東洋大学公式サイト

東洋大学は「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神に掲げ、130年以上の伝統を持つ総合大学です。

東京都と埼玉県にキャンパスを持ち、グローバル教育やスポーツ面などで注目を集めたことから、近年志願者数が急増しています。

2023年に「福祉社会デザイン学部」「健康スポーツ科学部」を赤羽台キャンパスに、2027年4月には「環境イノベーション学部(名称変更の可能性あり)」を川越キャンパスに新設予定。

こうした時代のニーズに合わせた大学改革も、受験生の人気を後押ししています。

また、2025年4月から開始された、全キャンパスをまたいで学問領域を横断的に学べる「総合知」教育にも注目です。

入試においては、2025年度から公募制の学校推薦型選抜に併願可能な「基礎学力テスト型入試」を新たに導入するなど、多様な入試形式を採用しています。

▼東洋大学の基本情報
正式名称(略称)東洋大学(東洋大)
キャンパスの所在地東京都(文京区・北区)、埼玉県(川越市・朝霞市)
特徴・強み「哲学」を基盤とした建学精神。豊富な学部展開と高い就職実績が強み
有名学部例文学部、経済学部、経営学部、社会学部、法学部など
偏差値目安40.0~57.5(学部・学科により異なる)
募集人数(2025年度)募集人数の公表はなし・志願者数11万485人(昼間学部)
願書提出期間(2026年度)一般選抜:前期2026年1月5日~1月29日/後期2026年1月5日~2月26日
入試期間(2026年度)一般選抜:前期2026年2月8日~2月11日/後期2026年3月5日(学部により異なる)
入試形式一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、自己推薦選抜 ほか
合格発表日(2026年度)一般選抜:前期2026年2月21日/後期2026年3月14日
公式サイトhttps://www.toyo.ac.jp/

駒澤大学

駒澤大学公式サイトのキャプチャ画像

画像引用:駒澤大学公式サイト

駒澤大学は東京都世田谷区にキャンパスを構え、仏教の教えと禅の精神を教育・研究の柱に据えた都市型総合大学です。

7学部17学科が駒沢キャンパスに集結し、多様な知識や価値観を持つ学生や教員と、学部を超えた学びや交流が活発に行われています。

2018年に運用を開始したICT教育の最先端施設となる「種月館(開校130周年記念棟)」や、2022年にリニューアルされた図書館など、めざましい学習環境の進化も魅力です。

また、2024年から文理融合教育を目的とした駒澤大学独自の「駒澤教養パスポート」もスタートしています。

▼駒澤大学の基本情報
正式名称(略称)駒澤大学(駒大)
キャンパスの所在地東京都世田谷区
特徴・強み7学部17学科がワンキャンパスに集結。9割以上の卒業生が企業・団体に就職する高い就職実績を誇る。
有名学部例仏教学部、文学部、経済学部、グローバル・メディア・スタディーズ学部など
偏差値目安40.0~55.0(学部・学科により異なる)
募集人数(2025年度)募集人数の合計の公表はなし
※志願者数3万2,696人(一般選抜のみ)
願書提出期間(2026年度)一般選抜:2026年1月5日~1月23日
入試期間(2026年度)全学部統一日程選抜:全学部(医療健康科学部を除く)2026年2月4日/T方式・S方式は学部により異なる
入試形式一般選抜(全学部統一日程選抜・T方式・S方式)、共通テスト利用選抜、自己推薦選抜、国際型選抜など
合格発表日(2026年度)全学部統一日程選抜:2026年2月12日/T方式・S方式は学部により異なる
公式サイトhttps://www.komazawa-u.ac.jp/

専修大学

専修大学公式サイトのキャプチャ画像

画像引用:専修大学公式サイト

専修大学は、創立140年以上と日本屈指の歴史と伝統を持ち、就職と資格取得に強いのが特徴です。

全学部でデータサイエンスの修得を目標とする「Siデータサイエンス教育プログラム」や、教育環境のデジタル化を進める「キャンパスDX」の推進など、現代のニーズに沿ったデジタル分野への対応も進めています。

2020年4月には神田キャンパスに16階建ての新校舎を建設。法学部のほか生田キャンパスから移転した商学部、同年に新設された「国際コミュニケーション学部」が集結する国際色豊かな学びの環境が誕生しました。

入試では、専修大学独自の1回の試験で全ての学部・学科を併願できる「全国入学試験」「全学部入学試験」や、奨学生対象の「スカラシップ入学試験」を行うなど、受験チャンスが広がる入試スタイルも魅力です。

▼専修大学の基本情報
正式名称(略称)専修大学(専大)
キャンパスの所在地東京都千代田区、神奈川県川崎市など
特徴・強みキャンパスDX制度を推進。Siデータサイエンス教育プログラムを全学部に導入するなど、時代に即した学びを提供。
有名学部例人間科学部、経済学部、法学部、経営学部など
偏差値目安42.5~55.0(学部・学科により異なる)
募集人数(2025年度)1,867人(一般選抜の前期・後期合計)
願書提出期間(2026年度)一般選抜
前期2026年1月5日~1月30日/後期2026年2月16日~2月25日(郵送)
入試期間(2026年度)一般選抜:前期2026年2月9日~2月13日(学部により異なる)/後期2026年3月3日(全学部)
入試形式一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、自己推薦選抜 ほか
合格発表日(2026年度)一般選抜:前期2026年2月19日・2月21日(学部により異なる)/後期2026年3月11日(全学部)
公式サイトhttps://www.senshu-u.ac.jp/

日東駒専でよくある質問

日東駒専を受験する際に、よく寄せられる質問と回答をまとめました。

Q1.日東駒専の序列は?

A.現在の序列は「東洋大学・日本大学・駒澤大学・専修大学」だといわれています。

かつては日東駒専の名の通り、「日本・東洋・駒澤・専修」の順でしたが、近年では東洋大学が上位に位置づけられる傾向にあります。

東洋大学は主要学部が都心キャンパスに集中し、就職にも強いイメージから人気が高まり、合格が難化したのが一つの要因です。


Q2.日東駒専の近年の入試問題の傾向は?

A.日東駒専の入試問題に大きな変化は見られません。例年、基礎力を問う問題が出題されるため、教科書レベルの基礎の徹底が求められます。

一方で、入試方式については多様化が進んでおり、各入試形式の特徴を理解したうえで、志望学部の出題傾向や形式に合わせた対策が必要です。

共通テスト利用や学部別入試など、過去問演習や出題傾向の分析を早めに始めることが合格への近道となります。


Q3.TMARCHって何ですか?

A.「TMARCH(ティーマーチ)」とは、東洋大学(T)とMARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)を組み合わせた造語です。

東洋大学の人気や入試難易度の上昇を背景に、大学群の勢力図の変化を象徴する言葉として使われるようになりました。

特に近年では、東洋大学がMARCH志望者の併願校として選ばれるだけでなく、偏差値も学部によってはMARCHと肩を並べるケースが増えています。

そのため、大学受験界隈では新たな大学群として「TMARCH」が扱われるようになり、今後の動向にも注目が集まっています。


Q4.日東駒専の就職率はどれくらい?

A.いずれの大学も就職率は90%台後半とされており、就職を希望する学生のほとんどが内定を得ています。

大学によって公開情報や算出方法が異なるため、厳密な比較は難しいですが、4大学が公開している2024年度の就職率は次の通りです。

  • 日本大学:学部により異なる
  • 東洋大学:98.5%
  • 駒澤大学:97.3%
  • 専修大学:99.1%

出典:日本大学卒業者の就職率、東洋大学公式サイト「TOYO Data 2025 就職データ」、駒澤大学公式サイト「駒澤大学の就職力」、専修大学 令和6年度大学(学部)卒業者の進路状況

日東駒専の各大学は、就職支援体制が整っており、就職率も非常に高水準といえます。

ただし、各大学の公表データは「就職希望者に対する就職決定率(=就職率)」や「卒業者全体に対する割合」など指標が異なるため、数字を見るときには注意しましょう。

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日東駒専は近年、難易度が上がりつつあり、基礎力をどれだけ早く、確実に固められるかが合否の分かれ道となります。

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河野塾 2025年度合格実績
  • 東大52名
  • 京大27名
  • 国公立医学部60名
  • 早慶上理461名

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