大学のオープンキャンパスに参加するときの服装は?制服・私服の注意点を解説【2025年版】
「オープンキャンパスはどんな服装で行けばいい?」「制服で行くのが無難かな」など大学のオープンキャンパスに参加するとき、どのような服装で行けばいいのか悩む人も多いでしょう。
実際にオープンキャンパスに行った人の声を集めたところ、私服が8割・制服が2割程度で、私服で参加しても問題ないという結論に至りました。
この記事では、オープンキャンパスに行くときの服装の注意点について詳しく解説します。
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大学・短大のオープンキャンパスの服装は制服、私服どっち?

大学・短大のオープンキャンパスに行くときの服装に正解はなく、制服・私服どちらでも構いません。印象や快適性などを重視して選ぶとよいでしょう。
ただし、服装選びで注意したい点がいくつかあります。ここでは、制服・私服それぞれの注意点について詳しく解説します。
制服で行く際の注意点

オープンキャンパスに制服で行く場合は、以下の注意点をチェックしてください。
- 制服は「学校の顔」になるためきちんと着る
- シャツのしわ、靴や靴下の汚れがないか確認
- ネクタイやリボンは崩さず、きっちりと身につける
オープンキャンパスに制服で行く際は、清潔感が第一です。
シャツのしわや、靴に汚れがついていないかを前日までに確認し、清潔な状態で行けるように準備をしておきましょう。靴下も意外と見られるポイントです。汚れや傷みの気になるものは避けることをおすすめします。
ネクタイやリボンなどの緩みにも注意しましょう。だらしない印象を与えないように、きっちりと身につけることが大切です。ワンタッチ式のリボンは、アジャスターなどで長さが調整できるものが多いため、緩くなりすぎないように整えておきましょう。
夏場は汗ジミや臭いなどの対策も欠かせません。制汗スプレーやハンカチを用意して、汗や臭いのケアを怠らないようにしておきましょう。
編集部では、実際にオープンキャンパスに行ったことがある大学生や高校生にインタビューしたところ、以下のような回答がありました。


オープンキャンパスに制服で行く人が2割程度となると、少数派になる可能性が高いでしょう。目立つのが気になる人は、私服で行くのが無難です。
制服を着る場合は、制服が「学校の顔」であることを忘れずに過ごしてください。きちんと着用し、相応のふるまいで参加する意識を持ちましょう。
私服で行く際の注意点

オープンキャンパスに私服で行く場合の注意点は、以下のとおりです。
- カジュアルすぎない服装を選ぶ
- シンプルで清潔感のある服装が安心
- 動きやすい服・歩きやすい靴がおすすめ
- アクセサリーや化粧は控えめに
私服で行く際は、カジュアルすぎない服装にしておくことをおすすめします。ジャージ・ダメージジーンズ・派手すぎる柄などは避けたほうがよいでしょう。
シンプルで清潔感のある服装を心がけ、シャツ・ポロシャツ・落ち着いた色のパンツなどを選ぶと安心です。
動きやすさも欠かせません。キャンパス内をたくさん歩くことが多いため、動きにくい服装や足が疲れやすい靴などを選ぶとストレスを感じやすくなります。サンダルやヒールよりも、スニーカーやローファーなど歩きやすい靴が理想的です。
女性の場合は、アクセサリーやメイクにも気を配り、控えめにしておくことをおすすめします。先生や在学生と話す機会があるため、第一印象で好感を持たれるように気をつけましょう。
【高校生編】大学・短大のオープンキャンパスに着ていく服装は?

高校生が私服で大学・短大のオープンキャンパスに行く場合、具体的にどのような服装が適しているのでしょうか。コーディネートの例を季節別で紹介します。
女子の場合
オープンキャンパスの服装について細かく気にする必要はありませんが、派手な色や奇抜な柄物は避け、節度のある装いを心がけたいところです。
メイクやアクセサリーもいつもどおりで構いませんが、できるだけ控えめにしておいたほうがよいでしょう。
リップやチーク、アイシャドウは淡いピンクやベージュ系を使い、アイメイクはマスカラやアイラインをさりげなく仕上げておくと、好印象を与えやすくなります。
髪型もいつものヘアスタイルで問題ありません。ただし、校則で染髪やパーマなどが禁止されている場合は、校則にのっとった範囲の髪色や髪型にしておくほうがよいでしょう。
オープンキャンパスに行ったことがある女性に聞いてみたところ、以下のような回答がありました。

学校からも服装に関する注意はなく、どのような勉強ができるかを調べておくなど、事前準備に関するアドバイスがありました。

高校の校則もあるので、派手な髪色の人もいなかったです。他校の校則はわかりませんが、どの参加者も過度に目立つ格好はしていない印象でした。
続いて、季節別のオープンキャンパスに適したコーディネートを解説します。
春のコーディネート

春は明るい色合いのシャツやカーディガンを基調としたコーディネートがおすすめです。

ボトムスは膝下〜くるぶし丈のスカートを合わせると、春らしくかわいらしい印象になるでしょう。靴は履き慣れたスニーカーやローファーを合わせると、歩きやすさも両立できます。
夏のコーディネート

夏は白やパステルカラーのワンピースを選ぶと、上品な雰囲気に仕上がるでしょう。クーラーが効いていると冷える可能性があるので、カーディガンを持参しておくと安心です。
サンダルが主流になる季節ですが、土足厳禁の部屋に入る可能性もあります。素足で上がらずに済むように、靴下を履いてスニーカーやローファーで参加しましょう。

秋のコーディネート

秋は深みのあるカラーの服装が増えますが、服装全体が暗くなりすぎないようにバランスをとりましょう。
例えば、トップスがダークカラーのニットなら、ボトムスにはライトカラーのパンツを合わせると、明るい印象を保ちやすくなります。
足元はブーツを履きたくなる季節ですが、靴を脱ぐ場面がある可能性を考えて、着脱しやすい靴を選んだほうが無難です。
冬のコーディネート

オープンキャンパスでは屋外を歩く場面も多く、冬場は防寒対策が欠かせません。マフラーや手袋などの小物類を取り入れて、状況に応じて温度調節を行いましょう。
ミニスカートにロングブーツのような服装は、防寒の面でも着脱の面でも不向きです。動きやすく防寒性に優れたパンツや、履き慣れた靴を合わせたほうがよいでしょう。
男子の場合
男性が私服で行く場合は、シンプルなシャツを取り入れたスタイルがおすすめです。
シャツは季節を問わず使いやすく、Tシャツやカーディガン、セーターなどと合わせることで、季節が変わっても対応しやすいでしょう。
オープンキャンパスに行ったことのある男性からは、以下のような意見もありました。私服にこだわらず、制服で参加することも柔軟に検討してみるのも良いでしょう。

次は、男子の季節別コーディネートを解説します。
春のコーディネート

春はTシャツの上にベーシックカラーのシャツを合わせておくと、適度にきっちりとした装いになります。日中暑いときはシャツを脱げば温度調節もしやすく、快適に過ごしやすいスタイルです。
ボトムスにはベージュやブラウン、グレーなどのパンツを合わせると清潔感のある装いに仕上がります。
夏のコーディネート

夏もTシャツとシャツのコンビネーションが活躍します。シャツを羽織っておくことで汗ジミが目立ちにくくなるのもメリットです。

パンツはロング丈が無難ですが、薄手のハーフパンツを合わせると涼しく過ごせます。足元は、サンダルは避けておくほうが無難です。靴下を履いてスニーカーで合わせておくと、あらゆるシーンに対応できます。
秋のコーディネート

秋はニットカーディガンを一枚持っておくと便利です。
ロングTシャツにニットカーディガンを合わせるとよいでしょう。日中の暑い時間帯はロングTシャツのみで、朝夕はカーディガンを羽織ると快適に過ごせます。
ボトムスはチノパンやスラックス風のパンツを選ぶと、上品にまとまるでしょう。
冬のコーディネート

冬にはセーターが活躍します。お手持ちのシャツをセーターのインナーとして使うと防寒性だけでなく、おしゃれ感もアップするでしょう。コーデュロイパンツなど冬らしい素材感のパンツを選ぶのもおすすめです。
アウターにはダッフルコートを合わせると、学生らしいフレッシュな印象になります。
オープンキャンパスに参加する際のチェックリスト

オープンキャンパスで充実した時間を過ごすためにも、事前準備が重要です。当日までに何をすべきか確認したうえで、あると便利な持ち物リストや、当日の行動リストを用意しておきましょう。
事前準備
オープンキャンパスで効率的に情報収集するためにも、何をすべきかチェックリストを作成しておきましょう。事前準備リストは以下のとおりです。
大学公式サイトで開催日程・プログラムを確認
オープンキャンパスの開催情報をまとめたサイトは便利ですが、実際に参加する際は大学の公式サイトで確認しましょう。
大学が公式で発信している情報以外は、最新のものとは限りません。開催日程やプログラムの内容などは、必ず公式サイトなどで情報を確かめてください。
事前に調べた場合も、開催前日に再度確認し、内容に変更がないかをチェックしておきましょう。
参加予約
大学や短大のオープンキャンパスでは、基本的に参加予約が必要です。
受付で予約情報の提示を求められるケースも多いため、予約完了メールやQRコードなどを保存しておくことをおすすめします。紙に印刷しておく必要がある場合は、忘れずにプリントアウトのうえ持参してください。
なお、有名大学のオープンキャンパスには人気が集中しやすく、予約受付開始直後に満席になることもあります。特に、キャンパスツアーや体験授業などはすぐに定員オーバーになる可能性があるため、早めに予約しておきましょう。
見たい学部・模擬授業を事前にチェック
オープンキャンパスでは、学校説明会・個別相談会・学部学科説明会・模擬授業・体験実習・キャンパスツアーなどさまざまなプログラムが実施されます。
事前にタイムテーブルを作成し、見たい学部や模擬授業などの開催時間や場所を記入しておくと効率よく回れます。キャンパスは広くて迷いやすいので、余裕のある時間配分にしておきましょう。
質問リストを作成
オープンキャンパスは、先生や在学生に質問できる機会にもなります。知りたいことをきちんと確認できるように、優先順位をつけて質問リストを作成しておくと便利です。時間に限りがあるので、もっとも聞きたいことから順に質問しましょう。
質問リストの例は以下のとおりです。
- 「授業の雰囲気はどんな感じですか?」
- 「部活やサークルに入っていますか?」
- 「〇〇学部の学生のおもな就職先を教えてください」
- 「奨学金制度はありますか。受けるための条件を教えてください」
交通経路・所要時間を調べる
当日は時間どおりに到着できるように、交通経路と所要時間を調べておきましょう。
通学にバスが必須の大学であれば、交通の利便性も重要なポイントです。オープンキャンパスは土・日・祝日に開催されることが多く、帰りのバスの便が少ない可能性もあります。問題なく帰れるように交通事情はチェックしておきましょう。
オープンキャンパスに必要な持ち物
オープンキャンパス当日の持ち物リストは以下のとおりです。
- 筆記用具・ノート
- スマートフォン
- 予約確認メールやQRコード (印刷 or スマホ画面)
- バッグ:大学案内資料(A4サイズ)が入るもの
- 学生証:提示を求められる場合あり
- 上履き:理系学部・研究室見学で必要な場合あり
なかでも欠かせないのが、スマートフォンです。大学までの地図や交通ルートを確認したり、スケジュール情報を入力したりしている場合は特に注意しましょう。
学部やプログラムによっては、上履きが必要になるケースもあります。想定していない場合でも、持参しておくと問題なく対応できるでしょう。
オープンキャンパスでの行動
当日は慌ただしく時間が過ぎていく可能性があります。もれなく行動できるように、すべきことをまとめてリスト化しておきましょう。
- 受付で資料やパンフレットを受け取る
- 興味のある学部・模擬授業を優先して参加
- 学食・図書館・キャンパスの雰囲気を体験
- 在学生や先生に積極的に質問(質問リストを活用)
- 写真を撮って、後から比較できるように記録
資料やパンフレットの取り寄せは、大学によって料金が発生する場合があるため、受付で必ずもらっておきましょう。パンフレットが学部ごとに用意されていたり、過去問が無料で配布されていたりすることもあるので、確認しておくことをおすすめします。
在学生や先生に質問できる機会は貴重です。どの大学でも質問スペースが設けられているので、聞きたいことを事前にまとめておきましょう。
オープンキャンパスでもらった過去問に挑戦してみたものの、解答や解説がなく困るケースは珍しくありません。
河野塾のさまざまな講座では、過去問などを通して応用問題に立ち向かう思考プロセスを身につけることが可能です。初めて見る問題でも解けるように、「入試で必要な解法パターン」を身につけることを目指しています。
【保護者編】大学・短大のオープンキャンパスに適した服装は?

保護者が同行する場合も、オープンキャンパスに適した服装を把握しておくと安心して参加しやすいでしょう。ここでは、同行する保護者の服装について解説します。
母親の服装

母親の服装は、清潔感のある「きれいめカジュアル」が安心です。ブラウスとテーパードパンツ、カーディガンやジャケットなど、動きやすく上品な組み合わせがおすすめです。
キャンパス内は歩く距離が長いため、フラットシューズやローファーが最適。派手なアクセサリーや露出の多い服、ヒールの高い靴は避けたほうが無難です。
また、夏は薄手の羽織り、冬は脱ぎ着しやすいアウターを準備して気温差に対応を。清楚さと快適さを両立した着こなしを意識しましょう。
実際に子どもと一緒にオープンキャンパスに参加した母親の意見は、次のとおりです。


父親の服装

父親の服装も、控えめで清潔感のある「きれいめカジュアル」が基本です。スーツほど堅くなくてOKですが、ラフすぎると浮いてしまうことも。
シャツやポロシャツにチノパン、軽めのジャケットを合わせると好印象です。靴は革靴や、きれいめなスニーカーで合わせるのがおすすめです。派手なロゴ入りTシャツや、サンダルなどは避けましょう。
同行する母親とのバランスを意識すると、より自然な装いになります。

大学のオープンキャンパスの服装でよくある質問

ここでは、大学・短大・専門学校のオープンキャンパスの服装で多く寄せられる質問に回答します。
オープンキャンパスの服装でパーカーは大丈夫ですか?
シンプルなパーカーであれば問題ありません。派手な色や柄物は避けておくことをおすすめします。
オープンキャンパスの服装でミニスカートは場違いですか?
ミニスカートやショートパンツなど丈の短いボトムスは控えたほうが無難です。
オープンキャンパスに露出の多い服装で参加する人は少なく、周囲から浮いてしまう可能性があります。
オープンキャンパスでは保護者がジーンズで参加しても大丈夫ですか?
ジーンズはNGではありませんが、大学の教授や職員と話す機会もあるため、ラフすぎる装いは控えることをおすすめします。
専門学校のオープンキャンパスの服装は私服、制服どっちが多いですか?
専門学校のオープンキャンパスの場合、私服と制服の割合は五分五分だといわれています。
技術体験などを実施する学校もあるため、可能性のある分野の学校に行くのであれば、動きやすいパンツスタイルを選んでおくとよいでしょう。
おもな大学のオープンキャンパス情報【2025年】
最後に、関東・関西エリアにある大学のオープンキャンパス情報を紹介します。
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