【東京大学合格】河野塾チューターに聞く|高2冬のE判定から逆転した「捨てる勇気」

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【東京大学合格】河野塾チューターに聞く|高2冬のE判定から逆転した「捨てる勇気」

受験勉強で大切な優先順位。
「何をやらないか」を決めたことが東京大学合格につながったと言うチューターのMさんに詳しく伺いました。

東京大学文科三類2年のT.Mさん

項目 内容
大学・学部 東京大学・文科三類
受験形式 前期
出身高校 私立の中堅校
部活 サッカー部
2年の冬引退
高2冬の判定 共テ同日50%(E判定)
最終的な結果 共テ89%
最低点+40点で合格(文科三類)
得意科目/苦手科目 英語/数学

ーー 出身高校はどんな環境でしたか。学年から難関大に進む人はどのくらいいましたか。

決して超進学校ではありませんでした。
毎年、東大1名、早慶20名ずつと行った感じでした。MARCH進学者が多かったです。

ーー 部活は何を、いつまでやっていましたか。

サッカー部で週3日〜4日程度、活動していました。
リーグ戦が終わった高2の冬に引退しました。

ーー 塾や講座はいつから使っていましたか。

高2の1月に映像授業の塾に入塾しました。
授業をたくさん受けていたというよりも、主に自習室として使っていました。

部活と勉強、両立できているつもりだった

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ーー 当時、「両立できている」という感覚はありましたか。

部活後やオフの日は図書館で勉強するようにしていました。
比較的勉強時間が取れていたので、両立できていると思っていました(実際にはできていなかったのですが、、、)。

ーー どこで「これは失敗している」と気づきましたか。

高校2年生の1月、共テ同日で圧倒的なE判定をとったことです。
その時に初めて、自分がやってきた勉強の方向がずれているなと感じました。

ーー 両立のためにやっていた工夫のうち、今思えば意味がなかったものはありますか。

全科目の成績を上げようと思ったことです。
さまざまな参考書に手を出しましたが、実際にはほとんど身に付かずに終わりました。科目をもっと絞ればよかったなと考えています。

ーー 部活を続けたこと自体は後悔していますか。

後悔していません。部活はやりきれてよかったと思っています。
部活のせいではなく、勉強の計画が甘かったから両立に失敗したので、部活を続けたことに後悔はないです。

高2冬、共テ同日体験受験でE判定

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ーー 共通テスト同日模試を受けた動機は何でしたか。

学校で勧められたからです。
入試本番の1年前に自分の立ち位置を知っておくことの重要性は理解していました。

ーー 結果を見た瞬間のことを教えてください。

圧倒的なE判定でした。
自己採点の時点で相当悪かったので覚悟はしていましたが、実際にEが並んでいる判定表を見ると、きつかったです(笑)。

ーー どの科目が特にひどかったですか。

数学です。
数学はその時まだIIBCの基礎がなっていなかったので、IIBCは50点も取れませんでした。

ーー その結果を、親御さんや先生には見せましたか。

見せました。成績を隠すタイプじゃなかったので基本全部見せていました。
「やばいね」「うん。やばい」みたいな会話をしたことを覚えています。

ーー そのころ、どのような勉強をしていましたか。

これは後悔していることなのですが、全科目満遍なく勉強していました。
英数だけでなく、社会も理科基礎も古典も少しずつ勉強して、結局どの科目も中途半端になってしまいました。

全部やるのをやめた:優先順位のつけ方

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ーー 「全部やる」のをやめようと決めたきっかけは何でしたか。

これはありがたいことに、高2の1月に当時の塾の先生に言われて決めました。
「このままやってると全部中途半端になる」と言われて、まずは高3になるまでの2ヶ月間、科目を絞って勉強しようと決めました。

さらに、同じ科目の中でも分野や大問ごとにどれくらい勉強するか、優先順位をつけました。

ーー 具体的に、何を捨てましたか。

英語と数学以外です。
2ヶ月間は、英数に集中しようとして、国語や社会は一切勉強しませんでした。

また、過去問を始めてからの話ですが、東大で出題されにくい分野の演習を削ったりしながら優先順位をつけていました。

ーー 捨てるとき、怖くありませんでしたか。

とてつもなく怖かったです。
「捨てた分野が本番で出たらどうしよう…」などと考えても仕方ないことを考えてしまったりしていました。

ーー 優先順位を決めるのに、どのくらい時間がかかりましたか。

過去問を分析しながら「この範囲は薄くても大丈夫だな」という風に段々と決めて行ったので、期間で言うと受験期の一年間になります。

ーー あとから「捨てるべきではなかった」と思ったものはありますか。

結果論にはなりますが、世界史の東南アジア史を捨てたことを後悔しています。
東大の二次試験で出る確率が低いと判断して、記述対策をしなかったのですが、本番で思いっきり出題されました。ただ「対策してない分野が出たら思い切って捨てる!」と決めていたので割り切って時間を取られずに進められました。それが不幸中の幸いです。

頑張っても判定が出ない時期:「成果は3ヶ月後に出る」

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ーー 勉強量を増やしたのに判定が変わらない時期は、いつごろ、どのくらい続きましたか。

高校3年生の夏から秋にかけて模試の判定が上がった以外はあまり変わりませんでした。

ーー その時期、どんな精神状態でしたか。

とにかくやめたかったです。たびたび放課後に映画館に行ってました。
映画を見て、罪悪感を感じるという負のループが続きました。

ーー 「成果が出るのは3ヶ月後」という考え方は、どこで知りましたか。

高校の担任の先生がいつも言っている言葉でした。
今思うと、不安を解消するために作っただけかもしれませんが、、、。

ーー それを信じられましたか。信じるために何かしていましたか。

信じるしかありませんでしたね(笑)。
何かしたというよりは、その言葉に縋って、なんとか正気を保っていた感じです。

ーー 実際、何を始めてから何ヶ月後に数字が動きましたか。

模試の判定は2ヶ月ほどかかって上がりました。
過去問の点数はあまり上がらず、地理と世界史に関しては最後まで20点代でした。
「本番は点くれる」という根拠のない言説を信じていました(実際そうでした)。

ーー その停滞期に「これだけは続けた」ことは何ですか。

「これだけは」ではなく、とにかくやることを変えないようにしました。

直前期と、共通テスト本番の失敗

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ーー 高校3年生の12月から1月にかけて、どう過ごしていましたか。

基本は予想問題を解いていました。
本番の時間通りに2回(4日で)練習し、あとは、科目ごとにまとめて解いていました。
理科基礎と情報が苦手だったので、1月に入ってから1日で5年分を解いたりしました。

ーー 直前期の過ごし方で、今思えば間違っていたことは。

箱根駅伝を見たことです。
正月は休むと決めていたのですが、見ているうちに「箱根見てる凡人が受かるわけなくね?」と思いはじめ、共テ本番までその罪悪感と闘いながら勉強していました。

ーー 共通テスト本番では何が起きましたか。

得意だと思っていた数IAで失敗しました。
具体的には、問題文の設定を読んでいなくて大問丸々ほとんど落としてしまいました。
実際72点でした。100点を狙っていたので、相当焦りました。

ーー 目標点と実際の点数を教えてください。

890点でした。900点を目指していたので10点及ばず、、、といったところでした。

ーー 失敗の原因は何だったと分析していますか。

焦りですね。
数学は時間が足りないことがあったので、とにかく早く解こうと急ぎ過ぎてしまいました。
まあでも許容範囲かなと思ってました。マークミスとかよりはマシと言い聞かせてました。

ーー 自己採点のあと、どんな気持ちで過ごしましたか。

共通テスト利用で早稲田に合格しようと思っていましたが、それが難しい点数だったので少し落ち込んでいました。「東大落ちて、早慶も落ちたらどうしよう」と不安でしたね。

国公立二次試験

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ーー 最後の1ヶ月にやったことは。

基本的には問題演習を本番の時間でやりました。
1科目の全てを通して演習する日もあれば、大問ごとに時間を測って演習する日もありました。

ーー 逆にやらなかったことは。

細かい直しです。
直前期は、本番のスピードで解く感覚を維持することを優先していたので、英語・数学・国語の細かい直しはあまりしませんでした。それよりも、量をこなしてスピードに慣れること、調子が悪い時に点数を最大化することを意識しました。
ただ、暗記科目の社会に関しては、細かく直していました。

ーー 本番当日の状況と手応えを教えてください。

1日目(国語・数学)は可もなく不可もなくという感じでした。
ただ、2日目の朝に数学の模範解答を見てしまい0完に気づいたので、それは後悔しています。
2日目(社会・英語)は大焦りでした。
地理で大問1つをまるまるできなかったので、「落ちたかもな」と思いながら英語に臨みました。

ーー 合格発表の瞬間のことを聞かせてください。

落ちたかもなと思いながら、ぼんやりと合格者の受験番号を見ていました。
そこで、自分の番号のようなものを見ました。
「あれ、あるかも」
「え、あるじゃん」
「あってるよね」
といった感じで、実感がわかなかったです。とにかく嬉しかったんだと思います。

ーー 開示得点があれば教えてください。

合格者最低点+40点でした。
特に英語と国語が合格者の平均点よりも高かったです。

独学と、どう向き合うか

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ーー 1年を振り返って、独学を中心とした勉強で良かったことを教えてください。

自分のペースで進められることです。
時間がなければないほど、すでに理解している分野にかける時間がもったいないです。
その点で独学では、本当に重要な勉強だけに時間を割けるので、効率的でした。

ーー 逆に、独学を中心とした勉強で困ったことを教えてください。

やるべき勉強が、どうしても、自己判断になりがちです。
自分の判断が正しいか確認する手段がない、という不安がありました。
「もしかしたら自分の分析・判断は間違っているかもしれない」と思っていました。

ーー 河野塾チューターから見る、河野塾の魅力は。

授業の質とカリキュラムです。

まず、授業が圧倒的にわかりやすく、考え方に再現性があると感じました。
独学で勉強していたときに躓いた科目や分野についても、「当時こうやって教えてもらえていたら理解しやすかっただろうな」と思うほど、丁寧に解説されています。また、カリキュラムも魅力的だと感じました。難関大合格に必要な内容が過不足なく組まれているため、「今は何を優先して勉強すべきか」と細かく悩まずに、最短距離で成績を伸ばしていけると思います。

実際に自分の受験期に河野塾があれば、勉強内容や優先順位に迷う時間を減らし、もっと目の前の勉強そのものに集中できたのではないかと思いました。その意味でも、受験生の負担を大きく減らせる塾だと感じっています。

これから受験する方へ

ーー これから受験する人へ、メッセージを下さい。

受験勉強は思い通りにいかないことがほとんどです。
そんな中でも、合格していけるのは、自分の勉強法を100%信じ、結果が出ない時でも迷わずに進み続けられる人だと思っています。

受験は当日の結果が全てです。それまでの模試の成績や勉強の後悔に押しつぶされることなく、最後まで自分を信じて頑張ってください。

同じように立て直したい方へ

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Mさんが高2の冬から変えたのは、勉強時間の長さではありませんでした。

  1. 志望校の配点から、やらないことを決めたこと
  2. 英語と数学の基礎を、期限を切って完成させたこと
  3. 成果が出るまでのタイムラグを理解して、続けたこと

いずれも、独学だけで組み立てるのが難しい部分です。とくに「何を削り、何に絞るか」の判断は、自分の現在地が見えていないと下せません。判断そのものに時間を奪われ、手が止まってしまう受験生は少なくありません。

河野塾では、基礎から難関大レベルまでを1講座で学べる徹底基礎講座をはじめ、演習に特化した過去問演習講座、共通テスト演習講座をご用意しています。

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