[中高生必見]効率の良い勉強法とは?今すぐ始められる具体的なやり方とNG勉強法を解説
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「勉強しても成績が上がらない、覚えてもすぐ忘れる」などの悩みを抱え、効率の良い勉強法を模索している中学生や高校生は少なくありません。英検や漢検といった資格試験、定期テストや大学受験を控える中高生にとって、学習の効率化は欠かせません。
実は、成果が出ない原因の多くは努力不足ではなく"勉強のやり方"にあります。この記事では、科学的に立証された効率の良い勉強法を、今日から実践できる形で解説します。
- 科学的に立証された、効率の良い勉強法の3大原則
- 1冊を完璧にする・暗記を効率化する具体的なやり方
- やってはいけないNG勉強法とその改善策
- 時間がない人のための時間術と集中力の保ち方

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【科学的根拠あり】効率の良い勉強法の大原則3つ
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効率の良い勉強法には、認知科学で効果が確かめられた共通の原則があります。ここを押さえるだけで、同じ時間でも定着率が大きく変わります。まずは土台となる3つの原則から見ていきましょう。
①アクティブリコール(思い出す勉強)が記憶に最も効く
最も効果が高いとされるのが「アクティブリコール」です。これは教科書を見ずに、覚えた内容を自分の力で思い出す勉強法を指します。何度も読み返し(インプット)するより、一度閉じて思い出す(アウトプット)方が記憶に強く残ります。
この効果は、2008年の科学誌『Science』に発表された研究でも確認されています。学習後に「思い出すテスト」を繰り返した人は、ただ読み直した人より、1週間後の記憶が大きく上回りました。読み直しは「覚えたつもり」になりやすい一方で、定着しにくいです。
(出典:『Roediger & Karpicke(2008)』)
やり方は簡単です。
| Step1 | 教科書を一度読む |
| Step2 | 教科書を閉じて、その内容を紙に書きだす。 (歴史の年号を覚えるだけでなく、流れを意識するなど、可能な限り、自分の言葉で表してみる) |
| Step3 | 書き出せなかった内容や間違っていた情報などを確認する |
このステップを繰り返すことで記憶が定着し、効率の良い勉強に繋がります。
②分散学習:忘却曲線に沿って復習する
人は覚えたことの大半を、翌日には忘れてしまいます。これは「忘却曲線」として知られる、誰にでも起こる現象です。だからこそ一度で詰め込むより、間隔を空けて復習するほうが長期記憶に定着します。
おすすめは、学んだ翌日・1週間後・1か月後と間隔を広げて復習することです。忘れかけたタイミングで思い出すと、記憶はより強固になります。毎回ゼロから覚え直すより、はるかに少ない労力で済みます。
③インプット3:アウトプット7の黄金比
授業を聞く・読むといったインプットだけでは、知識は使える形になりません。問題を解く・人に説明するアウトプットを通して、初めて定着します。理想の比率は「インプット3:アウトプット7」です。
多くの人はインプットに時間をかけすぎ、アウトプットが不足しています。教科書を1回読んだら、残りの時間は演習や思い出し作業に充てましょう。
効率の良い勉強法【実践編】今日からできる具体的なやり方
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ここからは、3つの原則を日々の勉強に落とし込む具体的な方法を紹介します。どれも特別な道具は不要で、今日から始められるものばかりです。
1冊の問題集を「完璧になるまで」周回する
何冊もの問題集に手を出すのは、効率の悪い勉強の典型です。1冊を完璧にするほうが、知識は確実に定着します。まずは自分のレベルに合った問題集を1冊決め、解けるようになるまで繰り返しましょう。
1周目は、解けた問題に〇、間違えた問題に×印をつけます。2周目以降は×印の問題だけを解き直せば、弱点に時間を集中できます。全問に自信を持って〇がつくまで、同じ1冊をやり込むのが近道です。
間違いノートで弱点だけを一元管理する
間違えた問題だけを集めた「間違いノート」を作ると、復習が一気に効率化します。間違えた問題と、なぜ間違えたかの要因をセットで書き留めましょう。計算ミスなのか知識不足なのかを分けておくと、対策が立てやすくなります。
このノートには、自分が乗り越えるべき課題だけが集まります。試験前はこのノートを見直すだけで、効率よく弱点を総点検できます。あれこれ見返す必要がなくなり、復習時間を大きく減らせます。
暗記は「書く」より「思い出すテスト」で覚える
英単語をひたすら書いて覚える方法は、時間の割に身につきません。記憶に効くのは「書く」より「思い出す」作業です。赤シートで隠す、自分で小テストを作るなど、思い出す回数を増やしましょう。
覚えたい範囲を一度確認したら、すぐに何も見ずに思い出してみます。思い出せた単語はいったん外し、できなかったものだけを繰り返します。これを数日おきに行えば、少ない手間で長く記憶に残せます。
今すぐやめたいNG勉強法5選|なぜ非効率で、何に変えるべきか
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効率の良い勉強法を知ったら、裏返しとなるNG勉強法も押さえておきましょう。よかれと思って続けている習慣が、実は成果を妨げているケースは少なくありません。ここでは代表的な5つと、その改善策を紹介します。
①ただ読み返すだけの「再読」「ノート丸写し」
教科書を何度も読み返すだけ、板書をきれいに写すだけの勉強は、効果が低いとされています。手は動いていても、頭は受け身のままだからです。読んだら本を閉じて思い出す、写したら見ずに再現するなど、思い出す作業に切り替えましょう。
②教科書にマーカーを引くだけ
重要な箇所にマーカーを引くと勉強した気になりますが、引く作業自体に記憶効果はほとんどありません。線を引いて満足してしまうのが落とし穴です。引いた箇所は後で隠し、自分で説明できるかを試すところまでをセットにしましょう。
③一夜漬け・詰め込み
試験前夜にまとめて覚える一夜漬けは、短期記憶にしか残らず、すぐ抜けてしまいます。定期テストは乗り切れても、入試で使える力にはなりません。分散学習を使い、早めに始めて間隔を空けて復習するほうが、結果的にラクで確実です。
④レベルの合わない教材を使う
自分のレベルに合わない教材も、効率を下げる原因になります。難しすぎる教材は手が止まり、簡単すぎる教材は解いても伸びません。目安は「6割くらい解ける」教材で、これが最も成長につながります。
背伸びして難問ばかり解くより、少し頑張れば解けるレベルを選びましょう。教材を変えるだけで、同じ時間の学習効果が大きく変わります。
⑤完璧主義で先に進めない
1つの単元を完璧にしないと次へ進めない、という完璧主義も非効率です。最初から100点を目指すと、1か所でつまずいて全体が止まってしまいます。8割わかったら次へ進み、あとで戻って穴を埋めるほうが効率的です。
勉強は1周で完成させるものではなく、何周もして仕上げるものです。まずは最後まで一通り進め、全体像をつかむことを優先しましょう。なお河野塾のYouTubeチャンネルでも、避けるべき勉強法を解説しているので参考にしてみてください。
時間がなくても成果を出す「時間の使い方」
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「勉強時間がなかなか確保できない」という人ほど、時間の使い方が成果を左右します。限られた時間でも、工夫しだいで密度を高められます。今日から使える4つの方法を紹介します。
ポモドーロで集中を区切る(25分+5分)
だらだら長時間続けるより、短く区切るほうが集中は続きます。「25分集中して5分休む」を繰り返すポモドーロ・テクニックが代表的です。タイマーで区切ると、終わりが見えるぶん集中しやすくなります。
個人差があるので、集中力の持続時間が短い人は15〜20分、一度集中状態に入ると長時間作業できる人は45〜60分に設定すると効果的です。
4セットほど終えたら、15〜30分の長めの休憩を取りましょう。休憩中はスマホを見ず、軽く体を動かすと頭が切り替わります。
(出典:『Ariga, A., & Lleras, A. (2011)』)
スキマ時間で暗記を回す
通学中や休み時間などの数分は、暗記に最適なスキマ時間です。単語や用語など、短時間で確認できるものを割り当てましょう。1回10分でも、1日3回で30分、積み重ねれば大きな差になります。
朝・夜で科目を使い分ける
脳の働きには時間帯のクセがあり、それに合わせると効率が上がります。起床後の数時間は頭が冴えているので、数学など思考力が要る科目に向きます。一方、暗記科目は寝る前が効果的です。睡眠中に記憶が整理されるため、覚えた内容が定着しやすくなります。
「やらないことを決める」優先順位のつけ方
時間がないときほど、すべてをやろうとすると共倒れになります。配点が高い分野・頻出の単元から手をつけ、優先度の低いものは思い切って後回しにしましょう。「やらないことを決める」のも、立派な効率化の戦略です。
集中力・やる気が続かない人のための仕組みづくり
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集中ややる気は、気合だけで保とうとすると長続きしません。大切なのは、続けられる"仕組み"を先に作ることです。意志に頼らず勉強を回す3つの工夫を紹介します。
スマホを物理的に遠ざける
集中を妨げる最大の原因はスマホです。手元にあるだけで、通知がなくても気が散ってしまいます。勉強中は電源を切る、別の部屋に置くなど、物理的に触れない状態を作りましょう。視界から消すだけでも集中力は変わります。
勉強を習慣化する(時間・場所を固定)
やる気は、行動を始めてから後からついてきます。だからこそ「いつ・どこで勉強するか」を固定し、考えなくても机に向かえる状態を作りましょう。毎日同じ時間・同じ場所で続けると、歯磨きのように自然と習慣になります。
どうしてもやる気が出ない時は「まず5分」
やる気が出ない日は、ハードルを極限まで下げるのが有効です。「まず5分だけ」「1問だけ」と決めて取りかかってみましょう。いざ始めると意外と続くもので、手をつけること自体が一番のハードルだと気づくはずです。
【体験談】難関大に合格した河野塾スタッフに聞くNG勉強法や効率の良い勉強法
ここでは、実際に大学受験を乗り越えた河野塾スタッフに、NG勉強法や効率の良い勉強法を聞きました。かつての失敗や工夫は、きっと参考になるはずです。
【東大合格スタッフ】NG勉強法「1週目からすべてを覚えようとする」
社会や英語など講義系の参考書で勉強するときに、全てのページを完璧に覚えようとしていました。それにより時間がかかってしまったり、後半には最初の方の内容を忘れてしまい、モチベーションが低下して最後まで参考書をやりきれないことがありました。その経験から、1週目はスピードを意識して取り組めばより効率的な学習ができると気づきました。
【早慶合格スタッフ】本質的な理解が効率化に繋がった
以前は、網羅系参考書で演習をしていてもその問題は解けるようになる一方で、応用問題や類題に学んだことを活かせていませんでした。しかし、河野塾の数学の徹底基礎講座を受講したことで、問題の核を学ぶことができました。問題の核を見つけられるようになってからは「1を聞いて1を知る」状態だったのが、まさに「1を聞いて10を知る」ような状態に変わり、勉強の効率が一気に上がった実感があります。
河野塾は影像授業のため、時間や場所を選ばず受講できます。短期間で一気に学習を進めたい人や自分のペースで基礎から合格レベルまで進めたい人は、一度講座をのぞいてみてください。
よくある質問(FAQ)
結局、いちばん効果的な勉強法は何ですか?
思い出す「アクティブリコール」と、間隔を空けて復習する「分散学習」の組み合わせです。この2つは科学的にも効果が確かめられており、科目を問わず使えます。
勉強時間と勉強効率、どちらが大事ですか?
どちらも欠かせません。成果は「時間 × 効率」で決まるため、片方がゼロなら成果もゼロです。まず効率の良いやり方を身につけ、そのうえで時間を積み増すのが理想です。
集中力は何分くらいが限界ですか?
個人差はありますが、高い集中が続くのは長くても45分程度といわれます。長く粘るより、ポモドーロのように短く区切って休憩を挟むほうが、トータルの集中時間は伸びます。
暗記が苦手です。どうすればいいですか?
書いて覚えるのをやめ、思い出すテスト形式に変えてみましょう。覚えたいものを隠して思い出し、できなかったものだけを数日おきに繰り返すと、苦手でも着実に定着します。
まとめ|効率の良い勉強法で「努力を成果に変えよう」
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効率の良い勉強法の本質は、「思い出す・間隔を空ける・アウトプットする」の3原則に集約されます。やみくもに時間を増やす前に、まずやり方を見直すことが成果への一番の近道です。今日紹介した方法から、できそうなものを1つずつ取り入れてみてください。
とはいえ、自分に本当に合ったやり方は、一人ではなかなか判断しづらいものです。河野塾の無料会員登録では、勉強法や学習に役立つ情報を受け取れます。努力を成果に変える第一歩として、気軽に活用してみてください。

